英語と日本語の発音は大きく違います!
例えば、以下の点です。
● 日本語の「あ」は「あ」だけだが、英語では「あ」のように聞こえる音が4つ以上ある。
● どうやっても日本語では表現できない音が少なくとも6つある。
● 日本語は、小さい「っ」と「ん」を除いて、すべての文字が母音(日本語では「あいうえお」)の音で必ず終わるが、英語は母音がない音(子音)が連続する。
「あ」の音に関して、もし間違うとどうなるかの例をあげます。
「You can’t(あなたはできない)」の「a」の発音を日本語の「あ」のままで発音すると、「You, cunt(おまえ、くそやろう)」と取られることがあります。
※「cunt」は、「女性器」または「嫌なやつ」の意味です。
そして、日本人が最も苦手なのが「R」の発音です。
これの例はあげれば、きりがないのですが、以下、面白い一例です。
「I want to eat rice.(お米が食べたい。)」の「R」を日本語の「ラ」で発音すると、「I want to eat lice.(シラミを食べたい。)」に聞こえます。
※「lice」は、「louse(シラミ)」の複数形です。
3番目の点ですが、これにより、日本人は、子音を連続させることが苦手で、すべての子音に母音を付けようとする傾向があり、これが、ネイティブが日本人の英語を聞き取れないものにしている要因です。
これだけ英語と日本語の発音が違うにもかかわらず、発音をしっかりと教えることをしない、というのが、日本人が英語を話せなくしている主な原因なのです。
また、これにより、きれいに発音する自信がないので、積極的に話すことをしない(練習にならない)ということにも、つながってしまいます。
そして、一番恐ろしいのは、間違った発音で次から次へと単語を覚えることです。
これは、スペルを全く違って覚えているのと同じです。
間違っている度合いにもよりますが、すべてがムダになる可能性が高いです。
いいですね、これ。簡単で早い