文法

 超基本 「文法」とは?

 今日は、恐ろしく基本的な話をします。

 英語の文法は難しい、と言う日本人は多いです。
 文法に関する本も、たくさん、出ています。

 「文法」とは、話し言葉または書き言葉で使われる、単語の並べ方で、自分の考えを他の人に正確に伝えるためのものです。
 そして、その並べ方についてのルール(実は、同意)の集まりです。

 それ以上でも、それ以下でもありません。

 なので、教授や専門家が、こうでなければならない、というものではなく、大学に何年も行って研究して、やっとわかるようなものでもありません。

 「私は、明日、弟と映画を見に行きます。」という日本語の文があります。

 これを、「私は、行きます、に見、を映画、と弟、明日。」と言われたら、何を伝えようとしているのか、わかりますか?

 単語が間違っていなくとも、文法が間違っているので、伝わりません。

 ただ、それだけです。

 文法が複雑に思え始めたら、上記のことを思い出してください。

 「動詞(verb)」は、動作・行為だけを表すのではない!

 「動詞」は、日本語の「動詞」という名前から「動く」「歩く」「食べる」などの動作や行為だけを表すと思われがちですが、そうではありません。

 「verb(動詞)」は、事象(出来事)、そして、状態も表します。

 そして、1つの単語の場合も、複数の単語の場合もあります。
 どちらも、1つの「verb(動詞)」なのです。

 事象(出来事)・状態の例は、「happen(起こる)」「exist(存在している)」「seem(~のように思われる)」などです。

 そして、「is walking(歩いている)」「has eaten(食べ終わった)」「should have happened(起こるべきだった)」も、それぞれ「verb(動詞)」です。
 より正確には、「compound verb(複合動詞)」といい、「2つまたはそれ以上の単語からなる動詞」です。

 英語の「verb」の語源は、ラテン語の「verbum」から来ていて、「単語」を意味しました。
 日本語と違い、語源的にも「動(動き)」の意味はないのです。
 ※「ラテン語」は、約1800年前までイタリアのローマまたはその近辺で話されていた言語で、たくさんの現代英語の単語がラテン語を語源としています。

 補足: 現在、一般的に、「is walking」「has eaten」「should have happened」の「is」「has」「should」「have」は、「auxiliary(helping) verb(助動詞)」と言われることが多く、「他の単語を助ける動詞」と呼ばれていますが、厳密に言うと正しい名前ではありません。
 実際は、「他の動詞と結びついて、複合動詞を作る動詞」です。

 日本人のほとんど?が誤解している動詞の現在形(present tense)の意味

 私が今までに会って英語について話した日本人の100%が誤解していた(または、理解していなかった)のが、「動詞の現在形(present tense)」の意味です。

 英語の「現在形(present tense)」は、「たった今現在」だけを表すのではありません。

 そして、日本語だと、「私がその仕事をするよ」と表現しますが、それをそのまま訳して「I do the job.」と言う人が多いですが、これは、間違っています。

 英語の現在形は、通常、以下の3つのいずれかを表します。

 1) 現時点で、存在している、または、発生している事(特に状態)を表す。
    例) I want to eat. (私は、食べたいと思っている。)
    例) The cat is in the house. (その猫は、家の中にいる。)
    例) My shoes feel tight. (私の靴は、きつく感じる。)

 2) 常に真実の事を表す。
    例) The sun rises in the east. (太陽は、東から昇る。)
    例) He is a kind person. (彼は親切な人だ。)
    例) January has 31 days. (1月は、31日間ある。)

 3) 習慣、または、よく繰り返す行為を表す。
    例) I practice the piano ever day. (私は、毎日ピアノを練習する。)
    例) I go out with her. (私は彼女と[よく]出かける、つまり、デートをする。)
    例) She cuts her hair once a month. (彼女は、1ヶ月に1回、髪を切る。)

 「私がその仕事をするよ」というのは、実は、「未来に向かった意志」を表しているので、「will」を入れて、「I will do the job.」が正しいです。

運営者:アッキー

プロフィール:
TOEIC990点(満点)
実用英語技能検定1級
オーストラリア滞在2年間
中国滞在1年間
イギリス滞在1年間
アメリカ滞在2年間
通訳翻訳・英語講師歴4年間

教室:英語教室野洲

英語教室野洲
(滋賀県野洲市)