発音

 日本語にない発音:「vision(視力)」「measure(測定する)」の「s」の発音

 日本語でも、「ビジョン(ヴィジョン)」「メジャー」と言う単語があるため、カタカナ英語になってしまいがちな、これらの発音です。

 この「s」は、日本語の「ジ」のように舌が上あごに付きません。

 「she(彼女)」も、日本語の「シ」のように舌が上あごに付きません。

 「she」の発音から見ていくと、日本語で「シー」と発音した時、始めの一瞬だけ舌が上あごに付くのが感じられるかと思います。

 この始めの一瞬がなく、次の瞬間からの少し離れた舌の状態の「シー」が、英語の「she」の正しい発音です。

 次に、「vision」「measure」の「s」は、「she」の発音の状態で、濁点の「ジー」と声を出して発音できる音が、この「s」の発音です。

 さらに詳しくは、アイオワ大学提供のオンライン発音教材をご覧ください。
 ※「s」の発音は、「fricative(摩擦音)」をクリックして、次に「/発音記号/」をクリックしてください。
 ※「sh」の発音は、「fricative(摩擦音)」をクリックして、次に「/発音記号/」をクリックしてください。

 「R」や「TH」の発音ばかりが、日本語にない英語の音として、よく言われていますが、実は、この音も、です。

 最後になりましたが、私が、世界で初めて(??)した、すごい発見があります。
 これは、インターネットや書籍などで、いくら調べても、出てこなかったので、勝手に「世界で初めて」ではないかと思っています(笑)。

 この英語の「S」の発音は、実は、中国語の「R」の発音とほぼ同じです。

 「S」と「R」の発音が???!と思うと思いますが、私もそう思って、何回も何回も中国人に確認しました(笑)。

 英語の「本当の基礎」がわかれば、中国語も非常に簡単になります。

英語と日本語の発音は大きく違います!

 例えば、以下の点です。

● 日本語の「あ」は「あ」だけだが、英語では「あ」のように聞こえる音が4つ以上ある。

● どうやっても日本語では表現できない音が少なくとも6つある。

● 日本語は、小さい「っ」と「ん」を除いて、すべての文字が母音(日本語では「あいうえお」)の音で必ず終わるが、英語は母音がない音(子音)が連続する。

 「あ」の音に関して、もし間違うとどうなるかの例をあげます。
 「You can’t(あなたはできない)」の「a」の発音を日本語の「あ」のままで発音すると、「You, cunt(おまえ、くそやろう)」と取られることがあります。
 ※「cunt」は、「女性器」または「嫌なやつ」の意味です。

 そして、日本人が最も苦手なのが「R」の発音です。
 これの例はあげれば、きりがないのですが、以下、面白い一例です。
 「I want to eat rice.(お米が食べたい。)」の「R」を日本語の「ラ」で発音すると、「I want to eat lice.(シラミを食べたい。)」に聞こえます。
 ※「lice」は、「louse(シラミ)」の複数形です。

 3番目の点ですが、これにより、日本人は、子音を連続させることが苦手で、すべての子音に母音を付けようとする傾向があり、これが、ネイティブが日本人の英語を聞き取れないものにしている要因です。

 これだけ英語と日本語の発音が違うにもかかわらず、発音をしっかりと教えることをしない、というのが、日本人が英語を話せなくしている主な原因なのです。
 また、これにより、きれいに発音する自信がないので、積極的に話すことをしない(練習にならない)ということにも、つながってしまいます。

 そして、一番恐ろしいのは、間違った発音で次から次へと単語を覚えることです。
 これは、スペルを全く違って覚えているのと同じです。
 間違っている度合いにもよりますが、すべてがムダになる可能性が高いです。

 英語の聞き取りができない原因の一つ?

 英語の聞き取りは難しいと感じさせる原因の一つが、アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いです。

 アメリカ英語とイギリス英語は、実は、かなり発音が違います。

 不幸な事に、日本の学校ではアメリカ英語を教えています。
 にもかかわらず、アメリカ英語の発音ができない英語の日本人先生が、英語を教えていることが多いです。

 俗に言うカタカナ英語は、どちらかというと、イギリス英語に近いです。

 日本人にとっては、実は、イギリス英語の方が、アメリカ英語より、はるかに発音しやすいです。

 英語教材のCDの発音と学校の先生の発音がどう聞いても同じに聞こえないという経験がある人!

 それは、正しいです!

 なぜなら、それは、恐らく本当に違う発音だったのでしょう。

 CDはアメリカ英語で、先生はカタカナ英語かイギリス英語だったのです。

 アメリカ英語の発音とイギリス英語の発音が違う例は以下の通りです。

 ●「hot(暑い)」の「o」の発音が、イギリス英語では日本語の「お」に近いが、アメリカ英語では「あー」に近い。

 ●「water(水)」の「er」の発音が、イギリス英語では日本語の「あ」に近く「R」の発音が付かないが、アメリカ英語では「R」の発音がしっかり付く。

 ●「water(水)」の「t」の発音が、イギリス英語では日本語の「た」に近く「T」の発音のままだが、アメリカ英語では「だ」に近く「D」の発音のようになる。

 以下、Cambridge(ケンブリッジ)のオンライン辞書で、実際に、発音を聞き比べてください。

 ケンブリッジ辞書「hot」

 ケンブリッジ辞書「water」

 ※「UK」のところを押すとイギリス英語、「US」のところを押すとアメリカ英語の発音が出ます。

 アメリカ英語とイギリス英語のそれぞれの特徴をしっかりと理解することは、英語の「本当の基礎」にとっては、必要なものです。

 日本人が最も苦手な「R」の発音のコツを教えます

 「R」の発音は、いろいろな本で説明されていますが、間違っていることも多いです。
 実は。。

 間違っている典型は、「そり舌」の「R」の説明で、舌先が上に上がり、さらに後ろに向かう形での説明です。

 繰り返しますが、これは、間違っています。

 これをしても、たしかに「R」の発音になりますが、ネイティブはこのように発音していません。
 これをしていると、そのうち、舌がツると思います・・(笑)

 「R」の発音は、実は、「そり舌」と「もり上がり舌」の2種類があります。

 イギリスは、主に「そり舌」が使われます。

 アメリカは、「そり舌」も「もり上がり舌」も使われます。

 「そり舌」というのは、名前からすると、上記の間違った意味にとらえてしまうので、実際は名前が間違っていますが、「舌先が少し上に上がるが、上あごには絶対に付かない方法」です。

 「もり上がり舌」は、「舌先は上には上がらず、下に下がったままの方法」です。

 ここで、ポイントですが、「そり舌」も「もり上がり舌」も、舌を動かす上で意識しないといけないのは、舌先ではなく、舌の後ろの方です。
 舌の後ろの方をボール状に丸める感じで、ぐっと上げます。
 これで、「うー」と発音すると、「R」の発音がでます。

 「もり上がり舌」の「R」でわかりやすい説明は、以下を見てください。

 アイオワ大学提供のオンライン発音教材
 ※「liquid(音声学の流音)」をクリックして、次に「/r/」をクリックしてください。

 英語の「R」の発音は、日本語ではないように、日本人が普段使わない筋肉を使う発音ですので、慣れるまで(筋肉が鍛えられるまで)練習が必要です。

運営者:アッキー

プロフィール:
TOEIC990点(満点)
実用英語技能検定1級
オーストラリア滞在2年間
中国滞在1年間
イギリス滞在1年間
アメリカ滞在2年間
通訳翻訳・英語講師歴4年間

教室:英語教室野洲

英語教室野洲
(滋賀県野洲市)