日本人が最も苦手な「R」の発音のコツを教えます
「R」の発音は、いろいろな本で説明されていますが、間違っていることも多いです。
実は。。
間違っている典型は、「そり舌」の「R」の説明で、舌先が上に上がり、さらに後ろに向かう形での説明です。
繰り返しますが、これは、間違っています。
これをしても、たしかに「R」の発音になりますが、ネイティブはこのように発音していません。
これをしていると、そのうち、舌がツると思います・・(笑)
「R」の発音は、実は、「そり舌」と「もり上がり舌」の2種類があります。
イギリスは、主に「そり舌」が使われます。
アメリカは、「そり舌」も「もり上がり舌」も使われます。
「そり舌」というのは、名前からすると、上記の間違った意味にとらえてしまうので、実際は名前が間違っていますが、「舌先が少し上に上がるが、上あごには絶対に付かない方法」です。
「もり上がり舌」は、「舌先は上には上がらず、下に下がったままの方法」です。
ここで、ポイントですが、「そり舌」も「もり上がり舌」も、舌を動かす上で意識しないといけないのは、舌先ではなく、舌の後ろの方です。
舌の後ろの方をボール状に丸める感じで、ぐっと上げます。
これで、「うー」と発音すると、「R」の発音がでます。
「もり上がり舌」の「R」でわかりやすい説明は、以下を見てください。
アイオワ大学提供のオンライン発音教材
※「liquid(音声学の流音)」をクリックして、次に「/r/」をクリックしてください。
英語の「R」の発音は、日本語ではないように、日本人が普段使わない筋肉を使う発音ですので、慣れるまで(筋肉が鍛えられるまで)練習が必要です。
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